life

とらわれずに暮らしていく

2017-01-01から1年間の記事一覧

わらびもち その2

前回掘ってきた蕨根 コレを臼と杵ですりつぶして濾した液体を 水でさらすこと5回 どうにか蕨粉らしきものが採れました その量は20g弱 掘ってきた根の重量は測ってはいないので歩留まりは解りませんが 籠1杯の根っこからおちょこ1杯分の蕨粉になりまし…

わらびもち

わらび餅とはわらび粉から作るもの わらび粉はわらびの根から採り出したでんぷんの事 基本的には植物のでんぷんなので片栗粉やコーンスターチと同じ物 別段ハイソな味覚を持ってる訳じゃ無し、それほど食べたいとも思わないけれど どういうものか自分で最初…

地下足袋

ずっと以前から農作業には地下足袋を履いている 正確に言うと農作業用の足袋ではなく鳶職人や大工の履く 縫い付け足袋というソールが薄くこはぜの多い長いタイプ 傾斜のきついとこでは地面を足の指で掴む感覚と薄いソールから伝わる感触が必要 底が厚くや指…

その場所にあるもの

以前から不思議に思っていたことがあります それは畦畔には肥料を全く施さないのに草の生育がいいという事 年に4~5回草を切りますが秋口にはびっしりと草が生え揃います 圃場に種まきしたってこれほど生え揃うことは無いのに なぜこれほど元気よく伸びる…

米作り

伸びに伸びていた稲刈りがやっと終わりました 今年は田植直後に入院した為、ほとんど田んぼに出ることができませんでしたが 代わりに息子がいろいろと骨を折ってくれたらしく 無事に新米を食べる事ができるようになりました まだ同じ姿勢を長く続けることは…

キレイ事

車検の車を引き取りに大工の友人のとこに行った 作業場には奇妙な形に削られた木材が並べてある これは屋根の垂木、お寺の鐘楼の部材だという 原寸の型板から削り出された部材は三倍ほどの大きさの木材から一本しか採れない 墨付けした木材を鋸と鑿で削り出…

現実

退院から2週が過ぎようとしている 人間の体というのが普段の暮らしでいかに負荷をかけているのか実感する お年寄りが1週間入院すると歩けなくなったり、痴呆がすすんだりするというのは にわかには信じられなかった 今の自分はただ立って歩くだけで腰から…

明日から9月

とうとう8月も今日で終わり こんな長患いになるとは思っていなかった リハビリで筋力をつけ、何とか歩けるようにはなってきたけれど 左足の感覚はまだ戻らない 焦ってはいけないというのは十分解ってはいる 手術前は痛みが取れればいいと思っていた 痛みに…

30日目

入院から今日で30日 OPからは27日が過ぎた 当初の予定では入院から3週、OPからは2週で退院という予定だった OP直後から出てきた下半身の感覚不全は少しづづ良くはなってきていると思う ただ、2日の外泊でうちに帰ると何もできないことが解る 仕…

20日目

OPから20日が過ぎた リハビリは続いているけれど、まだ感覚は戻らない リハの先生と担当医、看護師さん達の話では 感覚不全やしびれというのは一番厄介なものらしい 全く戻らないこともあるし、ある日突然戻ることもあるという 先が見えない状況でハードな…

14日目

今日でOPから2週間が過ぎた 最初の予定では退院の予定日・・・ 昨日やっと車椅子から歩行器に変わった シャワーもトイレも介助無でOKということになった 25年前のOPではベッド上2週間だった 飯を食うのも、ションベンするのも、クソをするのも寝たまま …

11日目

感覚の無かった下半身が少しづつ戻ってきたような気がする 同時にありとあらゆる関節や筋肉がダルくイタい リハビリで歩いてみると重心が全く分からないし、重心の移動ができない 足を動かすこと膝を曲げ足首を使って股関節を動かす 同時に腰で重心をとり前…

8日目

八日目が過ぎて抜糸も終わり、傷の痛みはほとんど無くなった 昨日は1週間ぶりのシャワーを浴びることができた 傷と、OPに伴う幹部の痛みは順調に言っているのに 相変わらず下半身の間隔が戻らない 物に掴って立つことはできるようになったけど 自分の足じゃ…

5日目

まだ下半身のしびれは続いている 右足は何となく動くようになってきたけれど 左足が全く思うように動かない ションベンの出るには出るけど、出ている感じが全くしない クソはまだ出てないのでわからないけど、けつの穴もなんかおかしい まだ車椅子から降りら…

3日目

今日で手術後3日 手術後に下半身全体の鈍麻が出て立てない状態に 3日間で少しは回復したような気がするけど、まだ立つことはできない 何事にも想定を超えることがあり、思い通りという訳にはいかないようだ 痛い思いをして我慢しても 覚悟を決めて手術を受…

もう一度戻る為に

空調の効いた部屋 運ばれてくる食事 ただベットの上に寝転がり、本を読みネットをひらく いつもの年ならひまわりの最後の仕上げの時期 脱水気味の体にムチうって 明るいうちは農場で 暗くなったら電気の下で整備をしていたはず そんなときはいつも思っていた…