life

とらわれずに暮らしていく

イノシシ対策

今年は体の不調のため7月半ばに入院、今も病院にいる

自分の目で見る事が出来ないのでいまいち確信は持てないが

息子の話ではイノシシやシカがひまわり畑に侵入した形跡は無いという

 

周囲を山に囲まれその山はほとんどが針葉樹の人工林

耕作放棄地が万遍なく広がるこの圃場はイノシシやシカにとっては天国

去年まではヒマワリのほとんどを喰いつくされ

餌場を作っていたようなものだった

画像に含まれている可能性があるもの:空、雲、植物、草、木、山、屋外、自然

立毛で熟したひまわりを見るまで12年

その間に味わった「負け」の記録を残しておこうと思う

同じような場所で農を営む人や同じような思いをしている人に

少しでも参考になればと思う

 

少し皮肉を込めて言わせてもらえば

大学のエライ先生の講演や本を読んでもほとんど対策にはならないし役に立たない

ナゼかと言えば彼らはリアルな現場には立っていないし

作物の被害に会って泣くような思いをすることが無い

学者のハナシはあくまでも学問で会って実践では無い

ちなみにあらゆる本を読んでも書いていることはほとんど同じ

巻末に電気柵のメーカーや忌避剤のメーカーの紹介と連絡先が載っているのも同じ

メーカーも「効果を保証するものではありません」と謳っているので

こちらもまた同じ

 

農業に従事している人の数は着実に減っていく

ということは、それ以前に農地周辺を管理していく人はもっと減っている

いかに簡単に、安く防除ができるのかを考えなければ農地は維持できない

12年かけて辿り着いた方法は、これからも進化していく

一応結果の出た2017年までの事を参考までに残しておこうと思う