life

とらわれずに暮らしていく

米作り

伸びに伸びていた稲刈りがやっと終わりました

今年は田植直後に入院した為、ほとんど田んぼに出ることができませんでしたが

代わりに息子がいろいろと骨を折ってくれたらしく

無事に新米を食べる事ができるようになりました

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まだ同じ姿勢を長く続けることは出来ず、コメ袋も抱えることも出来ず

稲刈りもほとんど息子任せになってしまいました

田植えをするとか稲刈りをするという作業だけなら、機械を扱えればなんとかなります

しかし、単純な機械作業が出来てもコメ作りはできません

6月初旬の田起こしから11月の稲刈りまで様々な手を掛けやっとお米ができる

一部分を切り取っただけの体験では決して分からない

地道な積み重ねが収穫に繋がるたった1本の道なのだと思います

 

肥料や農薬を使わず一定の収量を確保するというトライも

5年目にして少し明るい兆しが見えてきました

坪当たり30株 幼苗1本植え

普通の田植え機を改造して挑戦した今年の稲は、結果的にはうまくいきました

植間を広げて風通しを良くして、深水にして草を抑え、畦草を高刈にして益虫を増やす

1本もしくは2本の幼苗が稲刈りの時には60株くらいまで分けつしていました

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箱苗は反当り約9箱

いびつな圃場のこの辺りでは反20~22箱苗を使いますが半分以下

肥料も防除農薬も使わなければコストは半分以下になる計算になり

特殊な田植機やセルトレイで作る成苗を使わず、生体防除も使わないコメ作りの

道筋がやっと見えてきたような気がします

来年はまた新しいチャレンジをしたい

楽しみがまた一つ増えました

それを叶えるために体を治さないと

そのモチベーションの為にも・・・・