複雑な車
フォルクスワーゲンゴルフR32 V6 4motion DSG
ゴルフにも色んな車種があって、普通のゴルフはFFの4気筒
GTIなどのスポーツモデルもあるけれど
普通のよく見るゴルフは大体4気筒のオートマで普通のやつ
でも、この車はチョット違う
エンジンは挟角V6 3.2リッター 250馬力
DSG(デュアル クラッチ ギアボックス)という2ペダル6速MT
おまけに4輪トルク配分のアクティブトランスファーが前後に付いているという
とても複雑な作りの車
20年以上前に初めて乗ったゴルフと比べれば隔世の感がある
整備の内容はエンジンオイルの交換とミッションオイルの交換
フロントドライブシャフトのオイルシール交換という普通の内容だけど
こういうトンガッタ車は結構繊細な作りをしているので
普通のオイルというわけにはいかないし
小さなボディにV6エンジンと4駆のシステムが組み込まれているのでスペースがない
別の車の車検が終わったので取り掛かることになったけど
今日はミッションオイルを抜いて量を計り、ドライブシャフトを外すとこまで
この頃の欧州車はトリプルスクエアという特殊なボルトを多用しているので
特殊工具のオンパレード
下手に使うとボルトの山がすぐに舐れてしまうので時間もかかる
でも、うれしいよね
こんな看板も上げていない場末の車屋に、こんな車を預けてくれる人がいるという事
もっと勉強しなきゃ、ずっと勉強しなきゃって思う
もっと先へ、もっと前へ、
何でも一緒だと思う