life

とらわれずに暮らしていく

そんなモンかもしれん

昨日の夜の間に修理した機械をヒマワリ畑に持っていって試運転

とりあえず使えることを確認して

修理車の引き取りに行く

エアコンのコンプレッサーがダメになったハイエース

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コンプレッサーをリビルドに交換して、ガスの真空引きをする

減圧した状態でしばらく放置しないと、漏れていることがあるので

その間にまたヒマワリの草刈りに

 

朝作業をしてどうしても刈払い機で切らなきゃいけない所をやること3時間

電話が鳴るので出ると

「車検が切れている」という電話

ハイエースを今日中に仕上げて、代車を回収しないといけなくなり

帰る準備をしていると、圃場に入り口に車が止まっている

そこそこ歳のカップルが圃場の中に入ろうとするので声を掛けた

「すいません、閉めるのでいいでしょうか?」

「ヒマワリはまだなの?」

「あと3週くらいですかね。7月の終わりには咲き始めると思いますよ」

「ここのヒマワリは小さいねぇ 宮崎はこの何倍も広くて大きなヒマワリ畑があるよ」

「無農薬でやってますし、イロイロ事情があって難しんですよ」

「ヒマワリなんて、ホタっとけば自然に生えるもんなんでしょ」

「・・・・・・・・・」

 

汗ビッショリで、色の変わった作業服を着ている人間を目の前にして

よくもそんな無知なことが言えるものだと思った

でも、こんなことはこれだけではない

コメ作りを勉強したいと言いながら、田植にも来ないし

田植え以降、寄り付きもしない人たちもいる

このバカップルほどでは無いにせよ、どっちみちカワイソウナ人たちだと思う

世の中のほとんどの人はそうなのかもしれない

自分の姿を顧みることもなく、出てきたものにアーだコーだと言う

頭と腹が満たされ過ぎて、自分の足元を見ることもできねぇんだろうな

聞いた話や仕入れた知識で物事を量ろうとする

選挙を見てても同じこと

色んなこと辛抱して、必死で生きてるモンには与党も野党もどうでもいい

かわいそうだねぇ 心が寒くないの 虚しかないのかな

 

俺ぁバカだし、いつもひもじい思いをしてるから

あんたらの気持ちはわかんねぇ

ただ、ヒマワリの1日1日に一喜一憂できる

草取りの先に約束された実りがあると信じている

1日が満たされているし、それが幸せだと感じている

少なくとも俺自身はね