次男と
長男と畑の計画を話していると、モジモジしながら次男が何か聞きたそうな顔をしてる
今日は中学校はカレンダーの通り学校だけど
小学校は授業参観の代休で休みなんだと言う
「なんか種まきがしたいのか?」と聞くと「うん」と言う
「昼からならどうにかなるから、宿題を終わらせて蒔く種を選んどけよ」
「わかった」
選んだ種は、トウモロコシと枝豆とスナップエンドウ
準備が終わった畑で初めて1対1で作業をした
次男と二人きりで長い時間話したりしたことは無かった
兄弟が3人もいればそれぞれ個別にどうこうすることはムツカシイ
朝飯食って仕事に出て、晩飯喰って風呂に入ってビールが飲めるのは11時過ぎ
盆も正月もなく働いていれば、サシで話す時間を作るのは困難になってくる
忙しかろうが、暇が無かろうが、こちらには関係なく子供は成長していく
何に興味があって、どんな夢を描いて、今何をやりたいのか
サシでゆっくり話さなければ解らないことがたくさんある
そういう時間は、カネや仕事にはかえられない、
一生のうちに二度とない貴重な時間なのかもしれない
取り忘れて大きくなったゴボウを掘りたいというので
スコと鍬を渡して「自分で掘れ」と掘らせてみた
悪戦苦闘の末「おとーさん、掘れたよー」という顔は嬉しそうだ
泥まみれになり、暑さ寒さを体で感じて、種をまき、収穫する
それが全て上手くいくとは限らない
失敗と成功を次の糧にして、また挑戦していく
何になるにしても、何をやるにしても、それは変わらない
上っ面だけなぞっても、何も解らないし何も手にできないことを
学んでくれればそれで十分だと思う