次からつぎに・・・
始動不能で引っ張ってきたバイオディーゼル車
バッテリーのパンクと思い予備のバッテリーを持って行ったもセルがダメ
けん引してリフトに上げセルをハンマーでコンコンやるとエンジンはかかる
単純なセルの故障と思いセルをバラシテ、ブラシとベアリングを交換
充電したバッテリーを繫いで終了
あとはタイヤを換えて、オイルを換えれば納車と思いきや・・・
1日経つとバッテリーがドロップしている
昨日1時間以上エンジンを掛けていたのにバッテリーがあがっている
詳しく調べると、満充電して1時間くらいで電圧が下がっていく
ディーゼルエンジンはバッテリーが少しでもドロップするとセルが回らなくなる
ガソリンエンジンの倍の圧縮比で自然着火させるのでバッテリーの負担は大きい
3年使えばそろそろ寿命、常に充電状態なら5年くらいはもつけれど
走行距離が短かったり、スタートストップを繰り返せば寿命は短くなる
バッテリーがくる間足回りのやぶれたブーツ類を交換して
もしやと思い負荷電圧を測ると・・・・
オルタネーターの出力が微妙に弱い
ヘッドライトをハイビームにして、ワイパーを動かし、リアの熱線を入れると
アウトプットが12ボルトを割込みそうになる
この状態でブレーキを踏んだり、ウインカーを出せば12ボルトを割ってしまう
ブラシやベアリングがあればいいけど
20年選手の部品は出ないことが多い
20年20万キロ走ればとうの昔にスクラップになっていても不思議じゃない
インジケーターや警告灯に出ない微妙なところが重なれば
こういう症状が出てきだすもの
まぁしょうがないとこですな