life

とらわれずに暮らしていく

ウ~ン

菜種の種蒔きの為の草刈とトラクター作業がとりあえず終了

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15枚ある圃場の畔草刈も終わりました。

で、残っている杜仲の下草刈りをしています。今年は台風のおかげで葉っぱが飛んでしまっていますが、やらなきゃいけないことは毎年同じ。下草を刈って徒長した枝を払って来年の準備をしなくてはなりません。

急勾配の棚田は竹がはびこっていて草刈も重労働なのですが、切っていくとこんなものが現れました。

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これはナニかというと、イノシシの巣というか休憩所というか、この辺ではコモと言いますが、要するに子供を産んだり、おっぱいしか飲めない子供の隠れ家だったり、イノシシの休憩所だったりするものです。

山の中をうろうろしていると偶に見かけることはあるのですが、これは防除柵の内側にありました。面積が広かったり、耕作してない場所はどうしても手を入れるのが遅くなったり、放置してしまいます。そういう灌木や雑草が生い茂る場所は野生動物にとって絶好の隠れ場所になります。ひまわり畑に毎日行っていても、目と鼻の先までイノシシは来ています。昼間はそこに隠れ人が居なくなると悠々とひまわりを食べコメや野菜を食べに来ています。

「見切りをよくするようにすれば、イノシシは入ってきません」と偉いセンセーは言います。でも現実は手が回らないし、「ジビエが」と言う人たちは草を刈ってくれることはありません。中山間地の現場と講釈でメシを食っている人の乖離はこんなにも離れているのが実際のハナシです。