life

とらわれずに暮らしていく

明日から9月

とうとう8月も今日で終わり

こんな長患いになるとは思っていなかった

リハビリで筋力をつけ、何とか歩けるようにはなってきたけれど

左足の感覚はまだ戻らない

 

焦ってはいけないというのは十分解ってはいる

手術前は痛みが取れればいいと思っていた

痛みに中に感覚異常が隠れていたなんて考えもしなかった

振り返ってみたら10年前くらいから左足のダルさはあった

痛いというよりダルイという感覚

湿布を張ったり、低周波治療器を当ててみたり、マッサージ器を使ったり

去年動けなくなるような痛みを感じるまでずっとそうだった

そのダルかった場所と今回の感覚麻痺の場所は、妙に重なっている

少しずつ少しずつ神経を圧迫していたのかもしれない

今回の激痛は圧迫が限界にきて、神経に癒着したことで起きたのかもしれない

 

感覚麻痺は治るまで長くかかるらしいし、治らないことも多いらしい

ドクターもはっきりとは言わないけれど、何となくそう感じる

ただ、一つだけハッキリしているのは

悲観しようが、ブーたれろうが、病気は良くはならない

そりゃ虚しさを感じることもあるし、どうなるのかわからない不安はある

でも、可能性のある方法を探してやっていくしか無いんだと思う

 

当たり前のことができなくなる辛さは、そうなって初めて知る

強い意志を持てば、不自由な体であってもできる方法を見つけることができるはず

今までもそうやってきた

独立した時は小さな工具箱一つと今じゃなきゃできないという覚悟だけだった

結婚した時は車屋だけじゃ飯を食えず、工事現場でアルバイトをしていた

ひまわり畑を切り開いたときに持っていたのは

鉈が一つと草刈り機が一台と描いたものを形にしたいという夢だけだった

派手な成功とは無縁だったけど

チョットづつチョットづつ

無いものねだりじゃなく、あるものを駆使してこの手に掴んできた

だから、大丈夫

必ず道はある

そう信じている