修理
ここ10年ほど新しい刈払機は買っていません
良いヤツ(プロ仕様)はエンジンが小さいヤツでも5~6万するし
ホームセンターに行けば安いのは2万未満
高くても3万も出せば新品が買えるのですが
つくりはシャバいし、交換部品が出ないことが多いので買わないようにしています
というわけで、何台かある刈払機はすべて中古品
イラナイというものを貰ってきたり、修理見積もりを出してイラナイと言われたり
森林組合の知り合いに出モノが出たら連絡を貰い
現状保証なしを格安で買ってきて修理して使っています
どいつもこいつも10年以上前のモデルですが、たいして不満はない
どちらかといえば古いモデルの方がキャブレターやベアリングなどが修理可能なので
高い金を出してユニット部品を買う必要も無く、重宝しています
今修理しているのは、ヒマワリ畑を始めた頃に買ったヤツ
ピストンに傷が入って、エンジンが掛かりにくくなったしトルクもない
たまたまネットオークションでシリンダーとピストンを見つけて買っておいたもの
そろそろ息子にもマイ刈払機を持たそうと思って修理しています
子供3人にはむやみに新しいものを与えないようにしています
なんでかというと、モノの先にある本当のことを自分で考えて貰いたいから
自分自身新品の機械や道具はほとんど買わないし
身の回りにあるほとんどのものは修理して再生したり、作ったりしたものばかり
もちろん、修理を生業としている事もありますが、それだけの理由ではありません
実際に修理した方が高くつくモノだってたくさんある
大事なのは、モノの裏側にある本質に気づくかどうかということだと思います
食べ物だって、着るものだって、
種を蒔き、育て、収穫して、加工してという工程を経験すれば
今の経済や社会が異常なものの上に成り立っているということがわかります
それが成長戦略であり、資本主義なのかもしれません
でも、それは何かを犠牲にし、搾取しなければ成り立たない事だと思います
言葉はカンタンです。想像するのもカンタンなこと
実際にゴミや産廃に反対している人はたくさんいますが
ビニールやプラスチックを大量に使いモノを売っている人もいますし
食べ物に異常なまでにウルサイ人が、自ら泥を被ることはない
外から見ていて、非常に滑稽な事ばかりですが
当の本人は当事者だと気がついてもいない
まっ、人のことはどうでもいいこと
他人からすれば、ただセコイだけだと言われるかもしれませんが
親としては、言動不一致というわけにはいかないので