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life

とらわれずに暮らしていく

5年前

思うこと

あの震災からもう5年

未曽有の大地震津波、そして福島

「松岡さん・・・色が無いんですよ。空も海も街も、全部灰色で・・・」

ひまわり畑で知り合ったテレビ局の人からの電話

涙声で嗚咽の入った電話の声は今でも覚えている

「ひまわりを・・・あの黄色い色を・・お願いです」

種は送った

自分にできることはそれくらいしか無かった

 

どうにかしたい

それは常々思ってはいるけれど、何もできない

地震津波の被害にあった所も、もちろん福島もどうにかならないかと思う

できることはロケットストーブを送ったり

ひまわりや菜種の種を送ったりしただけ

あとはコンビニの募金箱にお釣りを入れるくらい

個人にできることなんてそんなことでしかない

 

こんな状況でも人は自分の名誉欲や自尊心の為に人を傷つける

ある有名な国会議員NPO代表から電話が掛かってきた

「日本の為に福島でひまわりを植えてくれ。放射能を吸着できるデータがあるから」

断ると、手のひらを返したように罵られた

「日本がどうなってもいいのか 東北のことを考えないのか」と

一市民のささやかな反抗は

あなたたちの票集めや人気取りの為じゃない

彼らのコラムやテレビでの発言は

この何年か東北やフクシマのことには一切触れられていない

あいかわらず「政府が社会が弱者が」と

壊れたレコードのように同じフレーズの繰り返している

 

ヒーローになりたいとか、有名になりたいとか、世の中を変えたいとか

そんなことはハナクソほども思わない

ずっと疑問に思ってきた変なシステムは

幸か不幸か震災と原発事故でおかしなことだと証明された

10年かけて灯し続けた火は、少しづづ少しづつ離合集散を繰り返しながら

目に見えるほどの火になってきているように感じる

10年後の為に、次の世代の為に

この火を消すわけにはいかないし、引き継がなければならないと思う

 

震災で学んだことはキンタマを握られちゃいけないというこ

そして、カネや名誉の為に魂を売っちゃいけないということ

いつでも切れるジョーカーを持つということ

一人ぼっちでも、やると決めたことは諦めないこと

最強のジョーカーを自前で持つというのは簡単なことじゃない

人を動かしたり、受け売りの手八丁口八丁では手にすることはできない

でも、いつかそんなことを笑って話せるようになっていたい

ひまわり畑のことと同じように