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とらわれずに暮らしていく

田植機顛末

以前引き揚げてきた田植機を、詳しく調べて症状を探っていくと

故障の原因は電子デバイスとベアリングのサビつきが原因のようだと判明しました

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古い田植機(約30年選手)しか使ったことの無い私にしてみれば

「こんなモン、いらんやろう」というくらいデバイスが付いていて

そりゃ壊れるわなぁーという感じ

壊れなきゃメーカーはモノが売れないからしょうがないのかもしれんけど

もっとシンプルなモノの方が使い手側にしてみれば良いのになと思います

メーカーに問い合わせてユニットしか出ないという部品の総額は約30万

それに脱着工賃を入れれば50万仕事

新品を買うのに比べれば安いかもしれんけど、さすがにキツイ金額ではあります

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最大の難関というか最後まで解らなかった原因はここの奥にあるマイクロスイッチ

本来は変速ユニットを全部交換するということなのですが

僅か1度しか使っていない機械のギアやリンケージが破損するはずはなく

シフトポジションを感知するマイクロスイッチの導通不良が原因でした

 しかし、青春時代を違法改造に捧げてきた身としては、抜け道は沢山あります

詳しく書くのは企業秘密なので控えさせて頂きますが、

結局はマイクロスイッチ3個と規格ベアリング3個、油圧回路の掃除とパッキンで

動くようになりました

オイルシール交換とかジョイントのガタとかダストシールのやぶれなどはありますが

それはおいおい片づけて、来春までに間に合えばいいこと

本体が動いて、油圧が正常にならなければ動体部のチェックもできませんので

それはヒマな時にとっておくことにします