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life

とらわれずに暮らしていく

農的なこと

去年のコメが無くなってやっと新米を食べられる時がきました

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半分ほどはイノシシにやられて全く採れなかったし、事故もあって大変だったけど

最初から最後まで手をかけたコメは格別の味がします

 

肥料を使わずにお米を作るようになって、何が以前と違うかというと

1年経ってもお米の味が変わらないということ

冷蔵庫にも入れず、モミ貯蔵しているわけでもなく、玄米を常温で置いているだけ

でも、去年のコメと今年のコメはあまり変わらない

もちろん含水量は違うので新米の方が柔らかいのですが、味はほとんど同じ

多少の「えこひいき」はあるとは思いますが、他所のコメとはハッキリ違います

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肥料を入れないということは、確実に収量は少なくなります

ましてや沢から湧いている冷たい一番水を使えば尚のこと

一反に換算すると4俵くらいなので、平均の半分しか収量は上がりません

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水の量は菜種梅雨の雨量に左右されるし、管理も難しい

圃場も農道も狭いし、作業は危険だし、時間もかかる

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田んぼの草取りも、畔の草刈も、農薬や機械を使えないところが大半で

正直言ってやりたくないとも思うし、キツイし、手がかかります

でも、このお米を食べたらやって良かった、また来年もって思います

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今年はチョット大きなケガをして、その治療費で1年分のお米は買うことができます

痛い思いをして、感覚が戻らないであろう指の分は損かもしれません

でも、やっぱり来年も米を作りたい

お金の為とか、高付加価値とか、そんなショウモナイ理由じゃなくて

本当にうまいから

 

その場所が本来持っている地力と養分と水の力は決まっているんだと思います

その恵みを分けてもらって、後はその場所へ還す

それで十分だし、それ以上はイラナイ

それ以上のことを求めるから、変になったり不味くなったりするんじゃないかな

 

いろいろ講釈を並べる人も、自分で1から10までやってみたらいいと思う

真実を伴わない理論武装なんて、何の意味の無く、ただムナシイだけだと気がつくはず

仕事も食べ物も暮らしも、根っこは同じなんじゃないかと思います