life

とらわれずに暮らしていく

信用

7週目になった大豆畑は思ったより上手くいっているように思います。初期の中耕のタイミングが良かったのか、雑草も少なくこのまま上手くいってくれればと願っています

この圃場は4年前水路の破損が原因でコメが作れなくなった田んぼでした。私が受け継ぐまで米を作っていた人も高齢になり、水路の補修をしてまでできないということで放置されていたものを何とかできないかという話がきて、畑地として麦を作っていました

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圃場が増えるということは相対的に仕事量は増えていきます。本業を抱え、家族を抱え、ひまわり畑を抱え、米や野菜を作ったうえでさらに面積を増やすということは、24時間365日の配分をさらに考えてやらないと、何もかもが中途半端になってしまう恐れがあります。でも、一度受けてしまったことに対して言い訳は通らないし、ハンパなことはできない。ヤルと決めたなら最後まで責任を持つのがスジだと思います。

 

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一度口に出したことは結果はどうであれやり遂げる。特に土地を借りている身分ならば、借りた時よりキレイに管理するというのは極々当たり前のことだと思います。やることが多くなれば時間は無くなっていく、これも当たり前のことです。でも、忙しかったからとか、時間が取れなかったというのは貸主や作物には関係ないこと。ケツを持てなかった自分に全部の責任がある。

麦を作っても、大豆を作っても、商売になるわけではありません。でも、きちんと管理して、何かを作っていれば必ず人は見ています。それを続けて行くということが信用を得るということなのだと思います。

信用を得てこそ人は話を聞く耳を持ちます。信用の無い人がいくら正論を打ったところで聞く人はいないし、助けてくれる人はいないと思います。