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life

とらわれずに暮らしていく

大切に使うという意味

仕事のこと

10万円で2年間車検の付いた車を売っても商売にはなりません。でも、商売にならなくてもやるのは、自分なりの矜持があるからです。

大切に使えばモノは長く使えます。時計などがいい例ですが、きちんと定期的にオーバーホールされたものは、新品より高く取引されているものもあります。車は大量生産の耐久消費財ですから、ロレックスやオメガの様にビンテージで取引されるものではありません。(フェラーリなどは例外ですが)

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でも、もし最初に新車で買った人が大切に乗り、買い替えるまで愛情を持って使っていたらどうでしょう?その次のオーナーもきちんとした整備を受け、大切に扱っていたら・・ 車というのは不思議なもので、僅か数年、数万キロしか乗っていない車でも、手が付けられないほどヤレている車もありますが、10年20年経って20万キロ走った車でもしっかりしている物もあります。

車のオーナーにはいろんな人がいます。自分の分身の様に大切にする人。オイル交換もせずの乗りっぱなしの人。ぶつけてもそのままで、へこみやキズをそのままに乗っている人。どーせ買い替えるからと何もしない人。大切にするということを勘違いしている人。車を整備している側からしてみれば、虚しさを感じることも多々あります。商売としてみれば、どんどん壊れてどんどん買い換えてもらう方がいいんでしょうが、そういう車屋さんは車が好きではなく、お金が好きなんだろうと思います。

この車を整備して車検を受けて10万貰ったって儲けはありません。でも、まだまだ使える車を捨ててしまうのはメカニックとして、車好きとして腑に落ちない。たまたまこの車でもイイという人が現れて、2年間乗ってもらえるならそれに越したことは無いと思うし、応えるだけの仕事をするのはお金の為じゃなくメカニックの矜持だと思います

モノは大切にした方がいいと思います。もしかしたら次のオーナーが現れるかもしれないから。俺のもんだから俺の勝手だとか、どーせ金にならないからとかじゃなく、次の人が使いたいと思えるように扱うのも、責任だと思うのですが・・・